複利の威力(月5%は年利70%に相当)

今日は相場のことではなく、経済というかなんというか
複利についてお話したいと思います。

みなさん、複利はご存知ですよね。

念のため再確認しましょう。
Wikipediaでは、
「複利とは、複利法によって計算された利子のこと。
複利法とは、元金によって生じた利子を次期の元金に
組み入れる方式であり、元金だけでなく利子にも
次期の利子がつく。
したがって、各期の利子が次第に増加していく。
投資や借金などでは、雪だるま式に利子が増えて
いくことになる。」

とあります。

例えば、元本100万円に対して年利5%なら利息は5万円。
この利息の5万円を次は元本に入れてしまい、
次は105万円を元本としていくことを複利といいます。

逆に、この利息の5万円を元本とは別に切り離して、
次も元本は100万円のままでいくことを単利といいます。

なんだそれだけか、と思う人もいるかも知れません。

でもこの複利の考えは知っている、知らないでは
全然違うので、なんらかでも経済に関わるなら
知っておいたほうがいいですね。

まず、下の表を見てください。

複利

これは各金利の違いでどれ位の差が発生するかを
シミュレーションした表です。

金利は通常、年利で考えますが、
ここでは投資の話で特にFXのことなので、
月利で表にしました。
とういことで、金利ではなく投資資金に対しての
毎月の利益額ということで見てください。

まず、100.03%

これは現在の都市銀行の平均した普通預金の
金利を毎月にして計算したものです。

投資資金100万円で毎月、0.03%の利益を
上げていくと1年後には約3,000円の利益になる、
ということです。

これを見ると、如何に小さいかが分かると思います。

では次に、毎月5%の利益を上げていけばどうなるか。

2ヶ月目は5万円ですが、
これが1年後には170万円を超えてきます。

年利にすると70%です。
もう金利のレベルをはるかに超えていますね。

では、5%の利益は可能なのか。

例えば、ドル円が120円で証拠金率が4%なら、
10万ドルの証拠金は48万円ですので、
投資資金が100万円なら20万ドルの取引も可能です。

仮にポジションを抑えて10万ドルの取引で
見てみると、1ヶ月間で5%にあたる5万円の
利益を上げるには50pips(50銭分)の利益です。

1ヶ月で50pipsということは、
約20日間トレードできたとして、一日約2.5pipsの
利益で可能になる計算です。

こう考えると、そんなに難しいことではないという
ことが分かると思います。

これが20万ドルなら、一日約1.3pips位で達成します。

これで、1年後には投資資金が1.7倍になり、
2年後には3倍を超えます。

もっと頑張って月に10%なら、
1年後には2.8倍、2年後には約9倍に、

そして月に20%なら、
1年後には7.4倍になり、
2年後には66倍になります。

複利、恐るべしですね。

当然、毎月きちんとこのように運用できるとは
限りませんので、年間を通してみてみればいいですね。

投資であり、相場でありますので、
勝ったり負けたりもあります。

でもトータルで上記のような運用ができれば
凄いことになることをご理解ください。

巷には、これだけやれば1億円とか、
1日僅か10分で月に100万円とか、
煽るような言葉が多いですが、
きちんとした相場技術を持てば、
このようなことに振り回されることなく、
自身の目的に向かえるようになります。

是非、他力本願の人任せではなく、
自身の技術を磨いて目標を達成してください。