証拠金取引とは、レバレッジとは

FXとは、「外国為替証拠金取引」のことですから、
この「証拠金取引」については、ちゃんと理解していないと
前に進むことができません、、

分かっているようで、分かっていない人も多いので
ここできちんと理解しておきましょう、、


では、まず「証拠金」とは何でしょうか、、

証拠金とは、保証金(=担保金)のことで、
証拠金取引とは、本来必要とする資金よりも少額な
資金(=証拠金)を預けることで、
本来は全額必要とする同じ取引ができる仕組みの
ことをいいます、、


例えば、ドル円が1ドル=120.00円の時に
10,000ドルの取引をするとしましょう。

この場合に必要な資金は、

本来なら、 120.00円×10,000ドル=120万円 です、、

これが証拠金取引なら、

証拠金率が4%の場合、

120.00円×10,000ドル×4%=4.8万円 になりますので、

4.8万円で10,000ドルの取引が出来てしまいます、、

本来の取引と比較しても4%(=25分の1)の
資金で同じ取引ができてしまいます、、
まあ、4%ですから25分の1は当然なんですが、、、


では、ここでひとつ疑問が浮かびます・・・

資金が25分の1になるということは、
利益も25分の1になってしまうのでしょうか・・

答えは、× 違います、、

資金が25分の1でも、利益は本来と同じです、、
逆に言えば、損失も本来と同じです、、

利益は同じで、損失が25分の1になることもありません、、
というか、あり得ません、、

証拠金取引は、単に必要な資金が少なくなるだけで、
利益や損失(=損益)が変わることはないんです、、

証拠金取引で10,000ドルの取引ならば、
投資資金が120万円でも、4.8万円でも損益は同じです、、

このように、証拠金を預けることで、
その証拠金の数十倍の取引を可能としてしまうことから、
「てこの原理」を用いて「レバレッジ」といっています、、


話を戻して、次の疑問です、、

なぜ、4.8万円で10,000ドルの取引ができるの?

これについては、たまに「FX会社が顧客に信用を与えて
いるからだ」という説明をしている人がいますが、
それは間違いです、、

FX会社は顧客に信用を与えて(与信して)いません、、


戻ります、、

なぜ、4.8万円で10,000ドルの取引ができるの?

これは単に、本来必要な資金の4%分を預けてくれれば
本来全額必要な取引と同じことができるように
しているだけです、、

その代わり、
取引した結果、含み損が膨らんだ場合は
担保として預かった投資資金の純資産額が
4.8万円がマイナスになる前に強制的にポジションを
決済してしまいますよ、
というルール(=ロスカット)を採用して、
会社のリスクを軽減しているだけなんですね、、

※純資産額とは、現金である投資資金から、
 ポジションを持った後の決済をする前の
 評価損益(=含みの差損益)を差し引いた額です、、

 例えば、投資資金が100万円で、仮に保有している
 ドル円のポジションの含み益が10万円なら、
 純資産は110万円で、
 逆に、含み損が10万円なら純資産は90万円です、、


ロスカットのルールについては、
各FX会社によって違いがあるのですが、
ここでは一番採用されている100%のルールで説明します、、

※100%のルールとは、私が勝手に言っているもので
 そのような定義はありませんが、便宜上使います、、


100%のルールとは、上記でいう使用している証拠金である
4.8万円(=4%相当分)を基準として(100%として)、
純資産額がこの100%を割り込んだら(=100%以下になったら)、
持っているすべてのポジションを強制決済するものです、、

ロスカットについては、別途「ロスカットとは」の
項目にて詳しく説明したいます、、

ただ、このロスカットを採用することで、
FX会社は証拠金取引で行うことができなるんですね、、


ということで、ここでは「証拠金取引」とは
本来よりも少ない資金で、本来と同じ取引ができる仕組み、
ということを覚えておけば大丈夫です、、



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