1回あたりのトレードの損失額を決める

相場に臨むうえで一番重要なことは、なにか?

それは「長く続ける」ということです。

でも、多くの方々は長く続けることができずに
途中で相場から退場させられてしまいます。

ではなぜ退場させられてしまうのでしょうか・・・

その理由は簡単で、

投資家にトレードするための資金がなくなって
しまったからなんです。

では、投資資金がなくなってしまう場合の
パターンですが、一番多いのは、損切ができずに
損失額が膨らんで、結局どうにもならずに
ロスカットになってしまうパターンです。

相場は、資産が増えたり減ったりを繰り返しながら、
トータルでプラスに持っていくものです。

それが、多くの方がたった1回か、数回のトレードで
投資資金をなくしてしまうのは、非常にもったいない、
というしかありません。

本当に墓穴を掘っている状態です。

こういった、短期間で多くの資金をなくして
しまわないように、どうするべきか?

それは、1回あたりの損失額を決めておいて、
それをしっかりと守る、ということだけです。

具体的に、どれ位で抑えるべきかは、
このあとで述べるにして、
まずは、重要なこととして、

「1回あたりの損失額を決めておいて」、
「それを必ず守る」

ということを決めてください。

何故か?

減らす際の割合と、それを戻すための割合は
イコールではないからです。

例えば、資金が100万円あって、それが相場で負けて
90万円に減ってしまったとしましょう。

この場合の割合は90%ですね。
-10%ということです。

では、90万円を100万円に戻すには、
何%増やさなければならないでしょうか。

答えは、111.11%(+11.11%)です。
+10%ではないんです。

もうひとつ、

例えば、資金が100万円あって、それが相場で負けて
50万円に減ってしまったとしましょう。

この場合の割合は50%ですね。
-50%ということです。

では、50万円を100万円に戻すには、
何%増やさなければならないでしょうか。

答えは、200%(+100%)です。
もはや+50%では済まないんです。

このように、一度減らしたものを元に戻すのは
大変なことなので、大事なことはできる限り
減らさないということなんですね。

ということで、前置きはここまでにして
本題に入りましょう。

では一体、損切額はどの位で抑えるのが
いいのでしょうか。

よくいろいろな本を見ると、

5%ルールとか、
2%ルール

というのを目にしますが、
私個人的には、1%ルールがいいと思っています。
もっと言えば、これに条件も付けたいです。

1回あたりのトレードの損失額が
5%というのは、週や月に何回かトレードすると
想定すると、1回あたりのダメージが大きいです。

2%でもまだ大きいかなと思っています。

100万円の投資資金で5%だと、
5万円のマイナスまで許容する、ということですので、
もし本当に損切ることになれば、残高は95万円です。

仮に、5回連続損切ることになった場合、
残高はいくらになるでしょう。

それは、773,780円です。

トータルで、226,220円のマイナスです。

実に投資資金の4分の1近くを無くしたことになります。

これが、1%ならどうでしょう。

同じく、
仮に、5回連続損切ることになった場合の残高は?

950,990円です。

トータルで、49,010円のマイナスですから
5%も減っていないことになります。

この差は大きいです。

したがって、1回あたりのトレードの損失額は
投資資金の1%以内に抑えることが重要です。

その上で、ご自身のルールで、

「1回あたりの損失は○○pipsまで」と

決めておいて、そのpipsと1%の
少ないほうを選ぶ、のがいいと思います。

例えば、「1回あたりの損失は10pipsまで」と
決めておいた場合、仮に100万円の投資資金で
ドル円で5万通貨の取引ならば、
10pips=5,000円なので、この場合は1%ではなく、
少ないほうの10pipsを採用する、というものです。

このように、1回あたりの損失額を抑えることで、
チャンスに臨める回数が増えますので、
無駄なトレードも減らすことができます。

これは非常に重要なことですので、
忘れないでください。


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