「買い」しかしない

FXの大きな魅力のひとつに、
買いからも、売りからも取引を始められる、
ということが挙げられます。

ドル円の買い、豪ドル円の買い、といえば
皆さんよくわかると思います。

しかし、
トレードを買いから始めるということは、
その後は、買った時の値段よりも高くなって
いなければ利益にはありません。

上昇相場とはいえないまでも、
買値よりも高くなっていなければ
ならないのですが、相場は必ずしも
上がるだけとは限りません。

上昇相場もあれば、下落相場もあるのです。

上昇相場と下落相場、
どちらが多いかといえば統計を取った訳では
ありませんので、正確な答えは書けませんが、
おそらく50%に近い数値になるのではないかと
思っています。

仮に、この50%が正しいとすると、
トレードが「買い」しかしないとすると、
残り半分は損をするか、
もしくは勝利のチャンスを逃していることに
なります。

これは非常にもったいないことで、
避けなければならないことです。

では、なぜ多くの方は「買い」からしか
トレードしないのでしょうか。

これは昔アンケートを取ったことがあるのですが、
皆さんの答えは、

・売りから始めるとスワップ金利が支払いになる
・売りからは怖い

が圧倒的に多かったです。

いろいろ答えはあっても、
上記二つに集約されてしまいますので、
これらを克服できれば収益チャンスは
格段に広がります。

それでは、この二つの問題を見てみましょう。

まず、
「売りから始めるとスワップ金利が支払いになる」
からです。

これについては、確かにドル円や豪ドル円といった、
日本よりも金利が高い国の通貨で売りから始めれば、
スワップ金利は支払いになってしまいます。

でもよくよく考えてみてください。

仮に、豪ドル円で1万豪ドルを「売り」から
始めた場合の、一日あたりのスワップ金利の
支払額は70円-95円位です。

一日ですよ。

では分かりやすく、
仮に一日の支払額が100円まで
増えたとしましょう。

この100円という支払額、、
値動きからすると、
わずか0.01円(=1銭=1pips)にしかなりません。

デイトレードやスキャルピングで
1銭、2銭を狙いに行く訳ではなく、
日を跨いでも大きく利益を狙ってのことですから、
1銭、2銭ってどうでもいいくらいの小さな
数値ですよね。

要は、大事なのはどちらなの?
あなたにとってのリスクは何なの?
ということです。

取らなければいけないリスクは
スワップ金利ではないはずです。

これは逆でも言えるのですが、
特に高金利通貨でスワップ金利の受け取りで
相場を行っている人。

一日あたりの受取額は、
支払額よりも少ないですから、
頑張って数日、数週間、数ヶ月間と増やした
スワップ金利も、わずか一日、数日の値動きで
相殺されてしまいます。

相殺ならまだいいですが、
トータルでは大きくマイナスになってしまう
こともあります。

FXは外貨預金ではありません。
金利で左右されるのはやめましょう。

次に、「売りからは怖い」です。

これは株式の信用取引のイメージが強くて、
カラ売りは怖いと同じに感じている人が
多いのだと思います。

でも、これを思っている人は結局勉強不足な
ことが多いです。

相場は、上記で紹介したスワップ金利以外では、
買いと売りに差はありません。

売りから始めると利益が少なくなるとか、
約定しにくくなるとか、そういったマイナス面は
一切ないです。

仮に挙げるとしたら、
上昇相場よりも、下落相場の方がスピードが
早いことのほうが多いので、
短期間で勝負がつくことが多い程度でしょうか。

私個人でいえば、買いからよりも
売りからの方がやりやすいですね。

理由はシンプルです。
値動きが早いので、結果も早いからです。

もし、「売り」から始めることに
躊躇しているのであれば、
非常にもったいないっですね。

チャンスは多いことに越したことはありません。

是非、売りからも始められるようにしてください。

最後に、3番目に多かった回答としては、
「売りからのイメージが沸かない」ですが、
これはイメージの問題ではなく、
練習不足が原因なことが多いので、
練トレードの練習をして克服してください。


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