柳井正(ファーストリテイリング社社長)

・「わかる」ということは身にしみることです。
 自分で体験して、これが原理原則なんだなと
 実感しない限り、その後の行動指針にはなりません。
 本で読んだり、他人に聞いても、本当の意味は
 わかるものじゃない。

・私が撤退の決断を急ぐのはできるだけ早く失敗し、
 致命的な失敗に至る前に早く対処したいからです。
 ですから、エフアールフーズも、かすり傷程度の失敗で、
 骨折までには至っていない。ところが、多くの企業は
 失敗に気付かず、骨折をしてもまだ行けると思って
 突き進み、どんどん傷口を深くしてしまう。
 大切なのは、失敗で会社を潰さないことです。
 ですから私は、かすり傷の時点で撤退を決めます。

・これから問われるのは、自分の頭で判断して、
 決めること。
 周りの空気、隣の人の行動に左右されるなんてことは
 情けないことだ。

・我々ビジネスマンは稼ぐことが使命です。
 働いて、金を稼いで生活を豊かにする。
 金が回るようにして、日本の景気を上向きにしていく。

・チャンスというのは、そのチャンスを
 本当に生かそうと思わないと、
 生きないと思うんですよね。
 生かそうと思ったら、具体的に考えて、
 具体的に行動して、生きる方向に持って
 行かなきゃいけないでしょう。

・商売とは成功したと思った時点でダメになります。
 成功はマンネリ、保守化、形式化、慢心を生むからです。
 だから企業の存続発展のためには、
 小さい失敗をどんどんすべきだと思います。
 致命的な失敗をする前に、ちいさい失敗を何回もして、
 それを財産にとらえて次に生かすのです。
 失敗して、転んで、起き上がる。
 その繰り返しの中で学んでいかなければいけない。
 最悪なのは失敗を恐れて立ち止まったり、
 ためらって何もしないことです。

・ほとんどの人が経営を勉強だととらえて
 いるからではないでしょうか。
 ぼくにとっての経営は『実行』『実践』。だから、
 勉強することも、良いことであれば実行しよう、
 実践しようという前提があってやる。
 どれだけ良いアイデアがあっても、
 実行しなければ成功もしないし、失敗もしない。
 それは時間のムダでしかないでしょう。

・僕はずっと失敗してきた。
 今までのどのビジネスでも一勝九敗くらい。
 唯一成功したのがユニクロです。
 致命的にならない限り失敗はしてもいい。
 やってみないとわからない。行動してみる前に
 考えても無駄です。
 行動して修正すればいい。

・商売はスポーツと同じ 。
 一枚一枚積み重ねてやっていくということが
 一番大切なんではないかと思います。

・欲望は、ある意味で非常に悪い面もありますが、
 人間が生きるため必要なものでもある。
 生存欲に火がついてないんです。

・起業をするのに、特に素質は必要ないと思います。
 僕はほとんどの人が起業できると思っています。
 大事なのは、まずは全部自分でやってみること。
 そこで何回も失敗して、また懲りずに挑戦する。
 その繰り返しの中で経営者として育っていくんです。


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