金利と利率と利回りについて

普段、金利と利率と利回りという言葉は目にしますが、
それぞれの違いを説明できる人は
そう多くはありません、、

ということで、
ここでは、その金利と利率と利回りの違いについて
学んで行きたいと思います、、


まず「金利」ですが、金利とは結構曖昧な言葉のため、
文脈から判断しなくてはならないことが多いですが、
一般的には、お金を貸したり、借りたりした際に
発生する手数料のことをいいます、、

そして金利は、具体的な数字(金額)で表現することが
多いですが、「金利は何%?」という質問の場合の
回答に対しては「○○%です。」という表現になるので
金額ではないですね、、


次に、「利率」ですが、
利率は「率」というだけあって「○○%」というように、
「%(パーセント)」で表現します、、

金利は具体的な数字(金額)で表すことが多いですが、
利率の場合は元品に対して「○○%」というような
表現になります、、

例えば、元品100万円に対して、

金利10万円なら、利率(年利)は10%になりますし、
 ※利率=10万円÷100万円×100

利率(年利)10%なら、金利は10万円になります、、
 ※金利=100万円×10%

このように、金利と利率は非常に似ているところが
多い言葉になりますので、
文脈から判断して理解するようにしてください、、


※利率は一般的には年利のことを指しますが、
 一日ごとに発生する利息の「日歩(ひぶ)」というものも
 ありますので、ご注意ください、、


最後に「利回り」です、、
利回りはこれまでの金利や利率とはちょっと違う
意味合いになりますので注意してください、、

利回りとは、お金を複数年や複利で預けたり、
金融商品を購入したりして、結果として発生した
利息等を1年あたりの平均額にした数値になります、、

これだけでは分からないので、
例を挙げてみましょう、、

例えば元品100万円があって、
これを3年間、年利3%(単利)で運用した場合は、

1年目 100万円×3%=3万円・・利息
2年目 100万円×3%=3万円・・利息
3年目 100万円×3%=3万円・・利息

利息合計が9万円なので、
9万円÷100万円=9%から、利回りは9%になります、、


これが、元品100万円があって、
これを3年間、年利3%(複利)で運用した場合は、

1年目 100万円×0.03%=3万円・・利息
2年目 103万円×0.03%=3万900円・・利息
3年目 106万900円×0.03%=9万2727円・・利息

利息合計が9万2727円なので、
9万2727円÷100万円=9.27%から、
利回りは9.27%になります、、

このように、
利回りの場合は単に1年間での計算であれば、
結果は年利と同じになりますが、
複利で計算する場合には違ってくるんですね、、


因みに、せっかくですので
不動産の利回りについて少しだけ触れておきます、、

不動産の利回りというと、
一般的には「表面利回り」のことを指すのですが、
この表面利回りとは、このようなことをいいます、、

満室時の年間賃料÷不動産の購入価格×100

例えば、部屋数10部屋のマンションを
5,000万円で1棟買いして、
1部屋を一律6万円で貸した場合の利回りは、

720万円÷5,000万円×100=14.4

なので、利回りは14.4%ということになります、、


以上、金利と利率と利回りについてでした、、

是非、その違いをよく知って
使い分けてください、、